ハナの天真爛漫な日常

雑記中心にだらだら書いてます

月花小話① (11/08 追記)

某A氏より創作物をいただきました。月花の小話のようですねぇ。ありがとうございます。




小話その1

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「あぁーおなかすいたのだぁ…」

マイルームの自動ドアが開き、小さな女の子が姿を見せる。

ゆるやかに曲線を描く金色の二つ結びに括られた髪、さらにその上にちょこんと乗った狐耳、そしてモフモフとした尻尾が特徴的な和装の女の子である…。

彼女…月花はお腹を擦りながらひとりごちた。

「今日は天ちゃんご飯用意してくれなかったのだぁ…家になら何かあるはずなのだぁ…」

いわゆるルームシェア、というか居候?なのである。

アイドル業に従事している月花はなかなか自分で料理など作る暇もなく、同居人の天花に任せきりになってしまっていた。

今日の所はその天花なる人物も忙しく作る暇も無かったようである…。
「うー…食べ物…食べ物はないのだ~?」
さながらゾンビの如く。

と、そこで彼女は床に無造作に置かれている段ボールが目に留まった。はて、今朝がたには無かったものである。

「これは…!もしかしなくても中にお菓子とか詰まってたりするのだ!?ふふふー…これはきっとシュークリームがはいっているのだぁ…!」
以前、鏡花がくれたシュークリーム。

その甘味を思い出して月花は舌なめずりをした。

疲れた後は、シュークリーム。そう言い切ってしまうほどに彼女はその味に魅せられており、見かねた風花が定期的にアークス市街地の一等地の菓子店からわざわざ取り寄せているのだ。

そういうわけで、月花宛にシュークリームが届けられる事がままあるのである……

「よし…あけるのだ…!」

段ボールに接近、開封しようとした瞬間である。

バンッ!と段ボールが弾け飛び、中から黒い固まりが飛び出した!

「ふげっ!?」

段ボールを開けようと覗きこんでいた月花はその黒い固まりとぶつかり、強かに顔をぶつけてしまった。

「い、いたいのだぁぁ!」

ごろごろと床の上を転がる月花、何かにぶつけたおでこは赤くなっており、擦り傷になってしまっている。赤い狐とか言わない。

「な、なんなのだ…」

視線を彷徨わせ、段ボールの近くを見ると…そこには…

「がうぅ!いたいぞー!」
見知らぬケモノ耳の生えた褐色の少女が座り込んでいた。

「なんなのだー!おまえー!」

月花は目の前の段ボールに収まっている褐色ケモ耳ガールを指さしながら叫んだ。
大好きなシュークリームが届けられたと思ったら、まるで予想とは違っていたもので気炎を上げている。

「オレ様はジークリンデ!天花とやらに呼ばれて参上したんだぞ!」
何故天花なる人物がジークリンデと名乗るこの少女を呼びつけたのか…それはまぁいろいろな事情があったのだ(´ω`)←

「え…天ちゃんが?」

「そうだぞー!そんなことより…オマエ…スンスン…キツネの匂いがするんだぞ…!」

段ボール箱から身を乗り出し、月花の身体に鼻を近づけるジーク。はたから見ると結構危ない構図だったりする。

「きみこそ…その耳と尻尾…もしかして犬っ子?」

ちょっと嫌そうにしながら月花は尋ねた。

そう熱心に匂いを嗅がれてしまうと自分がまるで匂うみたいだと考えてしまうのである。

「がおー!違うぞー!オレ様は狼っ子だぞー!!ヤルかー!?このちんちくりん!」

突如ジークリンデは段ボール箱から飛び出し、ジークリンデは月花に組みついた!犬というNGワードに触れてしまったらしい。

「なっ…ちんちくりんだってー!こ・・この…犬!いぬぅ!」

と…こちらにもNGワードに触れてしまったようである…

「うぅ…だめなのだ…お腹空いたのだ…」

ジークに組みつかれた月花。

ここでもみ合いのキャット(犬科だけど)ファイトが起こるかと思われたが、月花はその場にへなへなとくずおれた。

「んぅ?お腹空いてたのか?それなら…これを、と」

ささっとジークは段ボールに駆け戻り…あるものを手にして月花の元へ。

「なんなのだ?それは」

その手に握りしめられているのは、発砲スチロールの器、その蓋にはデカデカと「黒い狼(カレーうどん)」と書かれている。

「知らないのか―?ダメだなー!これは…お湯を注いで三分間で出来るインスタント麺…なんだぞ!」

「なにその手抜きな食べ物…そんなのじゃ、あたしは満足しないのだ!」

「んじゃ勝手に作るぞー!お湯探してくるぞ!」

三分後(´ω`)

「うぐ…ぐぐぐ…おなかすいたのだ…なんなのだ…その香ばしいスパイスのかおりは…こっちによこすのだ!!」

今度は月花がジークに組み付こうと飛び掛かるが、ひょいっとジークはそれを回避。
「おっとと、こぼれるこぼれる…。カレーうどん、だぞ!ほれほれ、食えー」

いつの間にか握りしめてたお箸と器を突きだすジークにさしもの月花も陥落…というか、一瞬で箸と器を奪い取った。

お食事中(´ω`)オマチクダサイ

「はぁ…おいしかったのだ…君は良い狼なのだ。」

「ふっふっふ…食ったな?」

ジークは目を細めて笑った。赤銅色の瞳がニイィ…と細くなり、牙を覗かせた。

「え?」

やっちゃった、と瞬間的に思う月花。

「実は天花からの言付けで…オレさまはここに住むことになってるんだぞ!」

衝撃の真実なのである。

「えぇ!?そんなの聞いてないのだ!」

実はまぁジークが天花に拾われるまでいろいろな事があったのが、それはまた別の小話(´ω`)

「天花曰く…月花ちゃんは食べ物で上手く丸め込むと楽、って言ってたぞ!」

「がーん!天ちゃんひどいのだ…」

紆余曲折あって、ジークは天花宅に住むことに…たぶん続く
(´ω`)






続く?とあるわけだから続くわけですねぇ・・・・!!

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コメント

No title

続きはモチベ次第でございます_(「ε:)

2015/11/02 (Mon) 23:46 | アリナロボ #- | URL | 編集
No title

おほ、月花の創作文か、アリナさん凄いな!!
えぇ・・・月花は食いしん坊ですか(´・ω・`)
ケモノ耳の生えた褐色の少女・・・アッー(察し

100%理解ことはできないけど、続編希望|ω゚)b

2015/11/03 (Tue) 03:17 | 猫花 #- | URL | 編集
No title

>アリナロボさん

絡む対象キャラで作者バレるということをこの記事書き上げたあとに気づいたけど、まぁいいよねw!!

>猫花さん

続編は上のアリナロボ次第・・・かも?

2015/11/04 (Wed) 19:08 | ハナ #- | URL | 編集

アリナロボさん・・・いったい何者なんだ!?

とりあえずモンスターボール投げときますね?

2015/11/05 (Thu) 08:27 | のぎり #- | URL | 編集
No title

ポケモンじゃないのだ(´ω`)!
捕まったらどうなっちゃうのか…ドキワク(´ω`)

2015/11/05 (Thu) 14:54 | アリナロボ #- | URL | 編集

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